私を探さないでください

旅に出ます。お願いです。私を探さないでください。

西尾(愛知県西尾市)

西尾は「三河の小京都」です。
神社やお寺が多いこじんまりとした古い街並み、
「小京都」ってそんなイメージでしょうか。


西尾は、平成七年度に全国京都会議への加盟が認められ、
それから三河の小京都と称しているようです。


名鉄西尾駅2階の改札を出て、階段を下りたところに観光案内所があります。
そこで、散策用マップを入手できました。
マップに約5.5km、所要時間3時間の散策コースが紹介されていました。
それを歩くことにしました。

西尾城下町歴史小路

コース全般、案内板等はまったく整備されていません。
観光案内所で入手したマップも(いい意味)いい加減です。


ところどころ、
電柱に「西尾城下町歴史小路」のステッカーが貼ってあったり、
道路に丸い銘板(マンホールじゃないw)が埋めてあったりしますが、
数が少なく注意していないとわからないため、道案内の役割は果たしません。


迷いながら歩く。
それによって、定型的な観光ではない
いろいろな発見がある。
尾道手法ですねw


また、今回歩いた場所全般に言えることですが、
とても清掃がゆきとどいて気持ちよく、
施設や展示物が無料で参観できるところが、
とても印象的でした。

みどり川桜並木

桜の季節になると見事でしょうね。
西側に遊歩道が整備されています。
ベンチやオブジェのレイアウトも、
なかなかイカしていると感じました。

親切

確かにこのバリゲードがなければ、川に落ちそうですが。。。w

お茶

抹茶が、西尾の名産品のひとつだそうです。
伊文神社の境内には、「茶」の文字が入った古い箱が
さりげなく積み上げてありました。
こういうさりげなさを見かけると、ちょっとうれしくなります。

岩瀬文庫

明治のころ、岩瀬弥助という人が古書を集めて作ったそうです。
展示室に「特に地誌や紀行関係が手厚く集められた」との掲示がありました。
周りは公園になっています。
ゆったりとした時間が流れる空間でした。

常夜燈

鶴ケ崎天満宮の境内に建っていました。
常夜燈は、そこが古い街道沿いであったことを示す手がかりのひとつになります。
また、「永代」常夜燈と記されていることが多いように思います。
いついつまでも灯をともして欲しい、という願いでしょう。

西尾城

休日ですが、人が少なかった。
ただし、ひっそりとしているわけではなく、
明るい陽射しのおかげで、のんびりとした空間になっていました。
園内は、とても綺麗に整備されています。


写真の丑寅楼には、無料で登ることができます。
しかし、中からの展望はありません。


清掃と無料、西尾は観光に力が入っている証拠ですね。

味噌料理・自然食ビュッフェ「伝」

本町通りの北端にある食堂です。
休日昼1575円のビュッフェ形式です。
種類豊富、料理の内容も良く、満腹になりました。
もう一度、今度は夜にゆっくりと行きたい店でした。

小京都

唯法寺門前、小京都を感じられる路地がありました。

西尾劇場

名鉄駅前にあるレトロすぎる映画館です。
フレッシュプリキュアが「大ヒット上映中」でした。
ここでは、どの映画も「大ヒット上映中」になるようですw


お天気のよい昼下がりの街並み散策はいいですね。
やめられません。