よかった。直球勝負のドラマでした。
同じ監督ですが「いま会いに行きます」のような(ある意味変化球の)劇的なドラマを期待してはいけません。
家族を守る。約束を守る。一所懸命生きる。
当たり前だけど、なかなかできないこと、それが本当に大切なんだと、確認させられました。
タイトルが出る前、久々の兄妹の再会。
船の上から妹が兄に向かって手を振ります。
ここですでに涙。
真っ直ぐに妹を守ってきた兄が逝く。
島での葬儀のあと、おばあが寿命を語る。
妹は涙をこらえる。
「泣いてもいいんだよ」とおばあ。
たまらずもらい泣き。
最後に、死んだ兄から成人式のプレゼントが届く。
中に入っていた手紙を読む。
床に涙が落ちるほど泣いてしまいましたw
長澤まさみは、やっぱりいい。今回の演技はかわいい部分が多かった。
平良とみ、やっぱりいい。沖縄で命について語らせる演技をさせたら右に出る人はいないと思う。
最後にワンポイント。
兄妹の育った島が、渡名喜だということがわかるシーンが1つだけあります。
個人的には、これがうれしかった。渡名喜というマイナーな島だったことがw
さあ、泡盛呑もっと。