2010-12-12 これからの「正義」の話をしよう:マイケル・サンデル著、鬼澤 忍 訳(早川書房) 本 とても勉強になりました。 正義に対する三つの考え方がある。 幸福は功利主義の考え、 自由はリバタリアンの考え、 美徳がこれからは大切になる。 平易な言い方をすれば、 金じゃなく、ひとりよがりでもなく、 人として恥ずかしくない生き方をする。 ということでしょうか。 そんなあたりまえ、と思うことを、 しっかりとした論理で語ってくれます。 リバタリアンから、カント、ロールズへと展開するあたりは、 ちょっとむずしかったですが、筋はわかります。 おすすめの本です。