サブカルチャーとして認識されてきた国道。
その旗手である松波さん。
歴史ある趣味として浸透している鉄道。
そこに秘境駅という新しい切り口を見出した牛山さん。
サブカルチャー好きな人間にはワクワクする会話がつづきます。
そして、松波さんの博学には感心するばかりです。
この本のポイントは、次の一文に凝縮されているかと。
第4章で松波さん曰わく
「行かないでも知識は得られますが、
やはり現地で感じる空気や音、匂い、
そうしたものは、行ってこそ。
(中略)
最低限の気をつけることは踏まえた上で、
旅に出て欲しいですよね。」
自分の気持ちを代弁してもらった気分です。