慶州駅まで戻り昼食にします。
駅前の商店街に冷麺の店がありました。
表に「定食5,500ウォン(意訳)」と書いてあるようです。
入ってみました。
店の雰囲気は、名古屋で言えば「スガキヤ」です。
勝手に席に座り、
「あの定食」と指さして注文します。
しばらくして出てきたのは、
得体のしれない白っぽい麺と、焼肉が5切れ程。
それとハサミ。
ははーん、このハサミで肉を切って食べるのだな。
しかし、肉は良い感じの大きさに切ってあります。
韓国人はかなり上品なようです。
まず、肉一切をハサミで半分に切ってみます。
サックリと切れます。
食べてみます。
素晴らしく美味。
スガキヤに、この肉の味はアンビリーバボーです。
次に麺をすすります。
ん、かなりいいコシしています。
簡単には噛み切れません。
前歯でキリキリしてみますが、
それでも簡単に噛み切れません。
仕方なく、最後までズルズルをすすります。
周りを見回してみると、
なんと、麺をハサミで切っているではないですか。
すべての謎が溶けた瞬間でした。
なお、このスガキヤの冷麺セットが
今回の韓国の食事の中で、
最もCPが良かったことはいうまでもありません。