私を探さないでください

旅に出ます。お願いです。私を探さないでください。

半田(愛知県半田市)

以前から気になっていた街です。
結構観光資源が多いこと、
酢の街であることを、
実は、初めて知りました。


千種駅からJR中央線名鉄河和線で約30分。
知多半田駅に着きました。
駅周辺は、再開発されていて綺麗です。


竜台院前バス停前にある草の家。

紺屋海道

江戸時代の街道です。
常夜灯が残っていますが、街並みは現代です。

街道沿いで見つけた2つの常夜燈は、どちらも秋葉山常夜燈と刻まれていました。
秋葉山に参詣するための街道沿いに建てられた常夜燈だそうです。

赤レンガの建物

駅からゆっくり歩いて15分程度。
明治31年建造、国の文化財です。
年に何回か内部公開されるようです。
門に次の内部公開日は、2/27-28と掲示してありました。

国盛 酒の文化館

赤レンガから20分程度。
中を無料で見学できます。
ただし、利き酒するには予約が必要なようです。

博物館酢の里

ここも無料で見学できます。
30分毎にツアーがあります。
おねえさんが見学コースを案内してくれます。
博物館といっても、現役の工場です。
明治時代に建てられたそうです。


ここの見学ツアーは、なかなか有意義でした。
ミツカンの沿革とお酢についていろいろ勉強できました。
・いまのミツカンの売上げの主力は、納豆(金の粒)。
お酢の売上げは3割以下。
ミツカンは、粕酢をはじめて作った。江戸前寿司に使われた。
・粕酢は山吹色。赤酢という。それを使った江戸前寿司もほんのり赤い。
・原料の酒粕は、となりの酒蔵からだけでなく、全国から集めている。
・この博物館の最初の客は、現天皇陛下夫妻。
・桶の半分は、種酢として残す。
・純酒粕酢「山吹」は、東京と通販でしか買えない。
・昔の江戸前寿司の大きさは、今の2.5倍あった。
・昔は、造り酒屋はすべて「正宗」、醤油蔵は「亀甲」、
そして酢の蔵はすべて「丸勘」が屋号だった。
へえ。

半田運河と蔵

レトロな景観が残っています。
昭和が舞台の映画のロケで使われるそうです。

洋菓子の店 Carette

JRと名鉄の間にあります。
こじんまりとしたお店です。
チーズスフレを食べました。
280円だったかな。

JR半田駅

ここも外観がレトロです。
自動券売機と自動改札がなければ、
昭和30年代の映画の舞台に使えそうです。