私を探さないでください

旅に出ます。お願いです。私を探さないでください。

生き残る判断、生き残れない行動:アマンダ・リプリー著、岡真知子訳(光文社)

災害行動の本です。

英会話でこの本のことを話題にしたら、
先生(アメリカ人)が、この著者を知っていました。
この分野では有名なようです。


ひと月前に東日本大震災がありました。
そのときの現地のみなさんの行動は、
この本の内容とは少し違う印象でした。
それだけ、日本人が三陸の人が
災害やパニックに対する備えができている、
ということなのでしょうか。


本としては、可もなく不可もなく、といったところでした。

第一章
『火事に遭うのは他人だけ、と。
わたしたちはすべてが平穏無事だと信じがちなのだ。
なぜなら、これまでほとんどいつもそうだったから。』

正常性バイアス」というらしい。


本の内容とは関係ないですが、
ビンゴな表現がありましたw

第二章
『残念ながら世界の国々では、
発展途上国においてさえも、
役人が好むのはシンプルな方法よりも複雑な仕掛けである。』


第四章では、グリーンベレー隊員の凄さがわかります。