私を探さないでください

旅に出ます。お願いです。私を探さないでください。

あるキング:伊坂幸太郎(徳間書店)

いま、勢いのある作家らしいです。 このての小説はあまり読まないので、 よくわかりませんが、 ちょっとマンガっぽいかなw

誰もが気になっていた 飛行機の大疑問:謎解きゼミナール編(河出書房新社)

勉強になりました。 飛行機に左側から搭乗するのはなぜ? 昔の大型船は、右船尾に舵板が付いていて、 右舷を接岸できなかったことによるらしい。 習慣畏るべし。

サービスは「かけ算」:中野・蓬台著(サービスは「かけ算」)

サービスはかけ算、ひとつでも0以下になると、マイナスになる。 身につまされる主張ですね。 徹底した内容で、ある意味爽快でした。 都田建設、要チェックです。 この会社の「優先順位」は、見習うべきものがあります。 安全>客へのおもてなし>建設プロセ…

なげださない:鎌田實著(集英社)

美しい。 読書で泣いたのはいつ以来だろう… 中でも、 ドゥヂチ村のニコライ爺さん、 ウルトラチョーかっこいい! お勧めの一冊。 特に病床で読む本として。

宮本常一離島論集第一巻(みずのわ出版)

宮本常一先生の離島への愛情みたいなものがよく伝わってきます。 また、昭和までの離島の事情が手に取るようにわかってきます。 勉強になりました。 島に暮らす、その1 本著「伊豆七島」の中で「伊豆諸島巡回報告」を引用した一文。 島民は安然としてこの島…

旅する巨人宮本常一−にっぽんの記憶(みずのわ出版)

宮本常一氏の残した写真の風景と人物の現在を訪ねるルポタージュ。 まことに巨人だ。その中で、 対馬旧上県町佐須奈の伝統行事「舟グロー」が2004年に廃止された理由、 「合併による対馬市の事務見直し」。 考えさせられますね。

円周率を計算した男:鳴海 風著(新人物文庫)

なかなかおもしろかった。 ひとことでいえば「算士時代劇」。 江戸時代の数学者を主人公とした二時間ドラマの脚本、といった感じですね。 一途で原理主義者だけど、まことの数学好きに悪者はいない。 先に読んだポアンカレ予想本と共通するテーマが根底にあ…

パターン、Wiki、XP:江渡浩一郎著(技術評論社)

いつ読了したか忘れてしまったので、ここで。 とても良い本です。 今日の「IT」とかを語る輩はぜひ読んでほしい。 ケント・ベックにワード・カーニンガム、XPとWiki、 そんな関係があったとは、目から鱗とはこのことでした。 デザインパターンのエリック・ガ…

100年の難問はなぜ解けたのか 天才数学者の光と影:春日真人著(NHK出版)

ポアンカレ予想を解いた数学者ペテルマンのお話。 数学は、長い長い積み重ね、です。 ポアンカレ予想とは何で、何がむずかしいのか、 昨年読んだ本(スピーロ著:ポアンカレ予想―世紀の謎を掛けた数学者、解き明かした数学者)よりは、 ずっと理解しやすかっ…

塩の道:宮本常一著(講談社)

文庫本です。 3編が収められています。 (1) 塩の道、 (2) 日本人と食べもの (3) 暮らしの形と美相変わらずすばらしい著述です。 目から鱗ぽろぽろです。 「塩の道」では、塩の必要性から、道ができ、 そして牛や馬などの道具がどのような関係を持って使われ…

島旅宣言:旅の販促研究所(教育評論者)

調査研究の報告書、その結果・考察を本にした、という感じです。 役に立つ情報満載ですが、考察がどうも偏っているように思えてしまいます。 最後の「島旅宣言」もちょっと鼻につく感じで、あと味のスッキリしない本でした。

日本の島を旅する:安村晃一著(奈良新聞社)

島好きな先生の紀行文です。 島の紀行としては、よくある文章ですが、 島の人のあたたかさが伝わってきます。

忘れられた日本人:宮本常一著(岩波文庫)

名作ですね。 どの話にも引き込まれます。 小さい頃は昔話をきく、大きくなったら逆に昔話を話す。 家族や集落の絆って、そんなところにあるような気がします。 テレビを一緒に見ているだけではだめなんですね。 夜這いや上の太子の会式といった性に関する奔…

The Choice:エリヤフ・ゴールドラット著(ダイヤモンド社)

複雑に見えれば見えるほど、状況というのは、 実はとてもシンプルなんだよ。 非常に示唆に富む本でした。

悩む力 カン・サンジュン (集英社新書)

四十代末ごろ、年を取ることが恐ろしい時期がありました。 (中略) それが吹っきれた後、妙にサバサバして、「この世に、恐いものなどあるか」といった心境になったのです。 (中略) 「老人力」とは「死を引き受ける力」でもあるでしょうか。 このようなく…

蟹工船 小林多喜二 (新潮文庫)

2008年度の流行語にエントリされたという話を聞き、これを機会に読んでみました。 ひとこと感想を書くとすれば、「グロテスク」。 読んでいて吐きそうになる、とは極端ですが、それほどの臨場感が伝わってきます。 内容自体は、中学校か高校かの国語や社会の…

日本地図ドリル

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